最近では、様々なHMBサプリメントが
世間で人気を集め始めていますよね。
キレマッスルHMBサプリ
マッスルエレメンツHMB
ビルドマッスルHMB・・・
などなど、他にも
数多くのHMB系サプリメントが
発売されていますが、
ここ最近のHMBサプリの注目度は
凄まじいものがあります。
今回は、そんなHMBサプリに
含まれている成分について、
人間の身体にどのような効果を
もたらしてくれるのか
見ていきたいと思います。
今回HMBに含まれている成分を
ご紹介していくにあたり、
HMBのメインとなる成分と、
補助成分として含まれている
成分にカテゴライズして
ご紹介していきたいと思います。
メインの成分として
ご紹介していくのは、
・HMB
・BCAA
・グルタミン
・クレアチン
補助成分としてご紹介していくのは、
・トンカットアリ
・フェヌグリーク
・オルニチン
・シニュリンPF
・コエンザイムQ10
・バイオペリン
・オルニチン
です。
それでは早速見ていきましょう。
HMBのメイン成分
HMB
HMBは、HMB系サプリの代名詞とも言える
非常に重要な成分です。
HMBの主な働きとして
・筋肉を発達させる
・筋肉の分解を阻止する
等があります。
HMBは、
ロイシン
という物質の代謝物です。
つまり、最終的にロイシンがこの
HMBという物質になるという事です。
元々、筋肉を合成したり
分解を阻止したりする働きは、
このロイシンが持っているものだと
考えられていました。
しかし、研究が進む中で、
ロイシンは、最終的にHMBという
物質に変換され、そのHMBが
筋肉を合成したり、筋肉の分解を
阻止したりしているという事が
判明しました。
そこで、
今までロイシンとして摂取していた
ものを、HMBとして直接体内に
摂り込んでみたら、
より効果があるのではないか
との考えから実験を行ってみたら、
実際に高い効果が確認できた、
というのが、HMBサプリの成り立ちです。
ですから、
筋肉の成長
を考える上では、HMBは
非常に重要な成分なのです。
BCAA
BCAAも、筋肉の成長を考える上では
非常に重要な物質です。
BCAAの主な働きとして、
・筋肉の合成を促進
・筋肉の分解を阻止
する働きがあり、
プロ、アマ問わず多くの方が
愛用しているサプリメントになります。
アミノ酸は全部で20種類ありますが、
その中でも、人間が自分の体内で
合成できない、つまり食品から
摂取しなければいけないアミノ酸を
必須アミノ酸
と呼び、このBCAAも必須アミノ酸に
分類されます。
人間の筋肉の中に存在する
必須アミノ酸のうちの
約35%
はBCAAが占めています。
そんなBCAAは、筋肉を構成している
だけでなく、激しい運動時には
BCAAがエネルギー源になることも
判明しています。
ですから、BCAAが充分に摂取
できていないと、運動時に
筋肉が分解
されることになります。
運動前、運動中、また運動後にも
BCAAを摂取することで、
BCAAが分解されるのを防ぎ、
筋肉を大きくするのに
効果的に働いてくれます。
グルタミン
グルタミンの主な働きは
・筋肉の分解を抑える
・免疫機能の向上
・成長ホルモンのレベル向上
・脂肪燃焼量アップ
などです。
グルタミンは、実は人間の体内に
存在するアミノ酸の中で最も多い
アミノ酸で、体内に存在する
全遊離アミノ酸
(タンパク質と結合しないアミノ酸)
の、60%を占めています。
ですから、身体の機能を正常に
保つためには、グルタミンを
充分に摂取しておくことが
非常に重要なのです。
グルタミンが不足すると、
身体はグルタミンを必要量
確保しようとするため、
筋肉を分解しようとし始めます。
ですから、トレーニングを
する際には、グルタミンも
充分に摂取しておきたい
栄養素ですね。
クレアチン
クレアチンもアミノ酸の一種で、
体内で合成されるため、
非必須アミノ酸
に分類されます。
クレアチンは主に
エネルギー源
として、特に
ハイパワー
の運動時のエネルギー源として
使われます。
クレアチンは、素早く
エネルギー源となるため、
トレーニング前に摂取して
おくことで、
より強度の高いトレーニング
を行えるようになります。
筋肥大のためにはオールアウト
(限界まで筋肉を追い込むこと)
が非常に重要ですから、
間接的には筋肥大、筋力増加にも
効果があると言えるでしょう。
また、クレアチンは
能の疲労回復
の効果もあることが
明らかになっています。
主な成分のまとめ
ここまで、
・NMB
・BCAA
・グルタミン
・クレアチン
の効果について見てきました。
HMB系サプリには、
これらの成分に力を入れて
いるものが多いですが、
やはりメインの成分にするだけあって
筋肉の合成と筋肉の維持
の働きをもっている成分が
多いです。
特に、BCAAなんかは
多くの方が愛用していますよね。
さて、それでは次は、
補助成分として含まれていることが
多い成分を見ていきましょう。
HMBの補助成分
トンカットアリ
トンカットアリは、
名前を耳にしたことがある方も
多いかと思いますが、
東南アジアのジャングルに
生息する、ハーブの一種です。
よく
精力剤
として用いられることがありますね。
これは、トンカットアリに多く含まれる
アルギニン
というアミノ酸による効果で、
アルギニンには、男性ホルモンの
分泌を促したり、血流を良くしたり
する働きがあります。
ですから、期待される効果としては
・血流が良くなることによる代謝向上
・体温上昇によるパフォーマンスの向上とケガの防止
などがあります。
後は精力増強も期待できますね。(笑)
フェヌグリーク
フェヌグリークの主な効果には
・コレステロール値の低下
・血糖値の制御
・消化の補助
等の働きがあります。
フェヌグリークはマメ科の植物で、
フェヌグリークに含まれる
ガラクトマンナン
という成分が
糖質の吸収を抑えてくれたり、
コレステロールの生成を抑えて
くれたりしてくれるので、
身体に脂肪をつきにくい状態にも
してくれます。
オルニチン
オルニチンは、肝臓において
・アンモニアの代謝を助ける
・肝臓の解毒作用を助ける
働きがあります。
肝臓の解毒システムを
オルニチンサイクル
と言うのですが、この
オルニチンサイクルは、
・エネルギー生成
・疲労の蓄積を防ぐ
働きがあります。
ですから、プロテイン等で
タンパク質を大量に摂取する方は
肝臓にかかる負担も大きいため、
肝臓の負担を和らげてくれる
オルニチンは、非常に身体にとって
嬉しい成分となります。
シニュリンPF
シナモンには
・毛細血管を丈夫にする
・中性脂肪、コレステロールを下げる
・高血圧の改善
等の効果があります。
毛細血管が活性化されると、
身体の隅々にまでエネルギーが
行き届くようになるので、
より強度の高いトレーニングを
できるようになります。
また、毛細血管は
加齢と共に減少していき、
それによって肌のシワや
たるみも引き起こされるのですが、
シナモンは毛細血管を活性化して
くれるので、美容効果も期待できる、
二重に嬉しい成分です。
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10には、
・栄養をエネルギーに変える力
・活性酸素を除去する働き
などの働きがあります。
コエンザイムQ10は、人間が
生命活動を行うために必要な
エネルギーである
ATP
の生成に関与しています。
ATPは、あらゆる人間の活動の
エネルギー源となるため、
トレーニング時には非常に重要な
エネルギー源となります。
そのATPを作り出す働きに
関与しているため、
コエンザイムQ10は非常に
重要な栄養素とされています。
また、コエンザイムQ10は
抗酸化作用
も持っています。
人間の肉体は、常に
活性酸素
によって、少しずつ蝕まれて
いるのですが、コエンザイムQ10が
もつ抗酸化作用は、人間の身体を
活性酸素から守る働きがあるため、
生活習慣病や老化
などから守ってくれます。
ですから、コエンザイムQ10は、
人間の体内で非常に重要な
役割を果たしているのです。
バイオペリン
バイオペリンは、
・血管を広げて血流を良くする
・代謝を上げて、脂肪の燃焼を促す
などの働きがあります。
そもそもバイオペリンとは、
成分の名前ではありません。
黒コショウに含まれる
辛み成分の名前を
ピペリン
というのですが、このピペリンの
含有率を
95%以上
に保っているものを
バイオペリンと呼んでいるのです。
ですから、基本的にはピペリンの
効果をより凝縮したものが
バイオペリンと呼ばれます。
辛い物を食べたときは
身体が熱くなって汗が吹き出し、
体温も上がりますよね。
あれは、ピペリンの働きによって
代謝が上昇し、脂肪が燃焼されている
状態なのです。
ですから、ピペリンは
脂肪燃焼にも効果があることが
わかりますね。
また、これはバイオペリン
特有の効果なのですが、
一緒に吸収した栄養の吸収率を上げる
という効果もあります。
ですから、サプリメントなどに
バイオペリンを配合することは、
その栄養素を最大限肉体に浸透
させるという意味で、非常に
重要なことなのです。
オルニチン
オルニチンと聞くと、
多くの方は
二日酔い解消
を思い浮かべるかも知れませんが、
実は、オルニチンには
疲労回復効果
もあります。
そもそもオルニチンは、
肝臓の解毒作用を助ける成分です。
ですから、肝機能が低下している際には、
オルニチンが不足している可能性があります。
肝機能が低下すると、
・疲労感の蓄積
・エネルギーが正常に生成されない
等の弊害が発生してくるため、
肝機能を正常に保つことは
非常に重要なのです。
補助成分のまとめ
さて、HMBの補助成分として、
・トンカットアリ
・フェヌグリーク
・オルニチン
・シニュリンPF
・コエンザイムQ10
・バイオペリン
・オルニチン
の成分をご紹介してきました。
HMBの補助成分には
・肝臓の働きを助ける成分
・栄養の吸収効率を高める成分
などが、多く配合されていることが
分かりましたね。
まとめ
今回は、
HMBサプリによく含まれている成分
という事で、メインの成分と
補助成分の2つに分けて
ご紹介してきました。
メインの成分の主な働きとしては
・筋肉の合成
・筋肉の分解の阻止
があり、補助成分の主な働きには
・栄養の吸収効率を高める働き
がありました。
一般的に発売されているHMBサプリは、
オールインワンサプリ、つまり
欲しい栄養が全て入っているサプリ
である場合が多いです。
上記の成分が全て含まれていることは
珍しいですが、非常に多くの
栄養素が含まれているのが
HMBサプリなので、この記事と
照らし合わせつつ、HMBサプリを
選ぶ際の参考にして頂ければと思います。
ちなみに・・・
私が愛用しているHMBサプリは、こちらの

です。
➡HMBサプリの中でキレマッスルの評価はどのくらい?ほかのHMBサプリと比較してみた
HMBサプリの購入を検討して
いるけど、どれにするか
決められない、という方は
是非参考にしてみてください。
それでは、最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
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